耳をすませばアニメの声優一覧・登場人物を紹介|江川卓や岸辺シローも参加していたって本当?

耳をすませばアニメの声優一覧・登場人物
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この記事では、1995年に柊あおいの漫画を原作に、スタジオジブリの近藤喜文が監督した映画『耳をすませば』アニメの声優一覧・登場人物を紹介しています。

中学生が子供から思春期の少女や少年になる姿を描く、青春アニメの映画として日本人だけではなく、海外の方々にも愛され続ける名作です。

映画の中の主要キャラとして登場する天草聖司は、当時14歳だった高橋一生が声を担当しています。

その他にも岸辺ジローや、元プロ野球選手の江川卓など豪華なメンバーで構成されていて驚きです。

登場人物は基本的には、原作に沿った設定ですが、年齢設定や一部の登場人物の性格設定が映画用に変更されています。

それでは早速、耳をすませばアニメの声優一覧・登場人物を紹介|江川卓や岸辺シローも参加していたって本当?に入っていきましょう!

 

耳をすませばアニメ声優一覧・登場人物紹介

青春アニメの中でも人気の高い『耳をすませば』そんな名作を作った声優陣や登場人物を早速見ていきましょう!

 

主人公:月島 雫(つきしま しずく) 声優:本名陽子

耳をすませばアニメの主人公で向原中学校3年生の14歳の少女。

性格は明るく活発で、少々面倒くさがりやな所があり、家ではおとなしい。

恋愛に鈍く、杉村が自分のことを好きなことに気づかない。

夏休みに本を20冊も読むほど読書が好きで、それがきっかけとなり天草聖司と出会う。

 

声優:本名陽子

月島雫の声優は、本名陽子です。

4歳の頃に劇団に入団し、中学生までは子役として数多くの作品に出演しています。

1991年には「おもひでぽろぽろ」の主人公の少女期で声優としてデビューを果たしています。

本作では作中で「カントリーロード」を歌い、シングルオリコンチャートでは最高22位を記録しています。

主な代表作は、「ふたりはプリキュア」の美墨なぎさ役や、ゲーム「サクラ大線V〜さらば愛しき人よ〜」の吉野杏里役などがあります。

声優としての活動以外にも、舞台に出演するなど、多岐にわたり活動しています。

 

天沢 聖司(あまさわ せいじ) 声優:高橋一生

向原中学校3年生で、西司朗の孫で15歳です。

一人称は「俺」。

才色兼備な美少年で読書が好き。

雫のことは以前から図書カードで知っており、雫に自分の存在を気づいてもらおうと何冊も本を読んでいた。

ヴァイオリン演奏が得意で、将来はヴァイリオン職人(原作では画家)になるという夢を抱いている。

そのため中学卒業後は、イタリアへ修行に出るつもりである。

はっきりとした告白はしてないが学校の屋上で「イタリア行ったらお前のあの歌、歌って頑張るからな」と言い、そこで両思いになったことがわかります。

最終的にはプロポーズしています。

作中、聖司が読んでいる本に、「雫のむこうのふしぎな町」という作品があるが、これはのちに宮崎駿はアニメ化しようとしたが叶わず、「千と千尋の神隠し」という形で作品化した柏葉幸子著の実在する本です。

 

声優:高橋一生

天沢聖司の声は、高橋一生が演じています。

子役として1990年に映画「ほしをつぐもの」でデビューし、その後も俳優として映画「デトロイト・メタル・シティ」やドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」などに出演しています。

ドラマ「カルテット」ではヴィオラ奏者を演じ、『リアル聖司』と話題になりました。

声優としては、本作以外に同じくジブリ作品の「おもひでぽろぽろ」に端役で出演しています。

 

フンベルト・フォン・ジッキンゲン男爵(バロン) 声優:露口茂

司郎がドイツ留学中に街のカフェから譲り受けた人形で、雫が創作する物語「猫の恩返し」の主人公バロンのモデルです。

フンベルト・フォン・ジッキンゲン男爵の声は、露口茂が演じています。

他のキャスト同様、本業は俳優で有名ドラマ「太陽にほえろ!」シリーズの山さんなどで知られています。

吹き替えの仕事を受けていたこともあるようですが、1990年代後半以降はほぼ活動していなようです。

 

月島 靖也(つきしま せいや) 声優:立花隆

雫の父で45才。

黒緑眼鏡をかけている。

私立図書館勤務(アニメ映画の貸出カードには原作と同じく「県立」と記載されている)図書館司書として働いているが、本業は郷土史家です。

雫の一番の理解者であり、試験で100番も落とした雫に対し「何があっても人のせいにはできない」ことを条件に彼女のやりたいことを応援した。

 

月島 朝子(つきしま あさこ) 声優:室井滋

雫の母は43歳。

社会人学生として、大学院(修士課程)に通っている(原作では専業主婦)。

現実主義者であり、雫と似ている。

 

月島 汐 (つきしま しほ) 声優:山下容莉枝

耳をすませばアニメ声優一覧

 

 

 

 

 

雫の姉は18歳。

大学一年生(原作では高校生)。

母が常に家にいるときではないため、家事もこなすしっかり者。

美人で、スポーツ好きで活発的。

寝ている雫を起こすときに、「雫、いい加減に起きな」とよく言う。

受験生として受験勉強をしなければならない時期に物語の執筆に没頭し、試験で本来の成績順位から100番も落とした雫と口論した。

後半では家を出て1人暮らしを始める。

原作と映画では政策がかなり異なっている。(映画版の性格は原作の母の性格に近い)

 

西 司郎(にし しろう) 声優:小林桂樹

地球屋の主人で、聖司の祖父で80歳。

戦前、ドイツ留学中にバロンと出会う。

バロンを譲ってもらうため3日間頼み続けるが、修理に出している貴婦人の猫の人形が戻っていないため無理だと主人はなかなか首を振らなかった。

そこへたまたま近くにいた「ルイーゼ」という女性が、自分が修理が終わった貴婦人の方を買い取り、必ず二人をひきあわせるからと名乗り出たことでバロンを譲ってもらった。

だが、その直後に戦争が始まったため、彼女も貴婦人の人形も行方がわからなくなってしまった。

その後、雫の物語の中で、哀愁にいたバロンに幸せを与えてくれたことを喜び礼を言う。

優しい性格で、雫と聖司のより理解者。

雫らと「カントリー・ロード」を演奏した際、ヴィオラ・ダ・ガンバを弾いていた。

料理がうまく、雫にふるまった際にも絶賛された。

 

北(きた)声 – 鈴木敏夫

西の友人。

雫らと「カントリー・ロード」を演出した際、眼鏡をかけてリュートを弾いていた70歳。

 

南(みなみ)声 – 井上直久

西の友人。

雫らと「カントリー・ロード」を演出した際、タンバリンを叩いたり、コルネットやリコーダーを吹いていた60歳。

作中の、バロンが登場する雫の小説のなかの世界のデザイン(背景)は井上直久が担当している。

雫の小説のストーリーは井上直久によるものではないが、この世界の設定は彼が描く「イバラード」の世界観にほぼ準じている。

 

高坂 先生 声優:高山みなみ

向原中学校の保健室の先生で、三つ編みで眼鏡をかけている。

生徒に慕われている。

男勝りな口調で性格もサバサバしている。

向原中学校の保健室の先生。

眼鏡に三つ編みをして、白衣を着用している。

 

原田 夕子 声優:佳山麻衣子

雫の親友。

向原中学校の3年生の14歳。

そばかすを気にしていて、優しくておとなしい性格で、立ち直りが早い。

杉村が好きだが、肝心の杉村に女心を理解してもらえず、泣いてしまった。

原作者は、彼女をアン・シャーリーをイメージして描いている。

 

原田 夕子の父 声優:中村晴彦

耳をすませばアニメ声優一覧

夕子の父。

夕子とけんかしており、その後仲直りしたような描写は作中にはない。

なお、アニメ映画の声優は関西テレビ・フジテレビ系列で放送されていた視聴者参加オークション番組「とんねるずのハンマープライス」において出演権利を落札した一般人で、50万円で落札されたが、セリフは「おかえり」の一言のみであった。

 

杉村 声優:中島義実

雫の男友達。

向原中学校3年生で野球部所属の14歳。

恋愛には鈍く、雫からは「万年球拾い」と言われているが、レギュラー選手であり、少なくとも地区予選で三回戦の突破に貢献するだけの実力を持っている。

夕子が自分のことを好きだという本心を知らずに、夕子にラブレターをあげた男子からラブレターの返事を聞いてくれと頼まれ、そのことを夕子に漏らしたため仲は険悪になってしまった。

雫のことが前から好きだった。

終盤に告白するが断られる。

「友人以上の関係にはなれない」と言われ引き下がった。

聖司に対する嫉妬心などは描かれていないが、聖司が雫のクラスを訪ねてきたときにクラスの中が「月島に男(恋人)がいた」と大騒ぎになるなか、杉村のみ複雑な表情を浮かべるシーンがあり、雫への告白が失敗したあとはしばらく引きずっていた様子。

エンドロールの流れから、最終的には夕子とうまくいっている様子。

メインキャラクターの一人だが、下の名前は設定されていない。

 

絹代 声優:飯塚雅弓

雫の友達。

向原中学校3年生で愛称は「きぬちゃん」。

聖司とは、1年生のときに同じクラスだった。

 

ナオ 声優:千葉舞

雫の友人で向原中学校3年生。

眼鏡をかけている。

 

ムーン

雫が図書館に行く時に同じ電車に乗り込んでいた猫。

「ムーン」という名前は聖司がつけた。

あっちこっちと渡り歩いているため、各地でいろいろな名前をつけられているらしく、「ムーン」の名もそのうち一つで本名というわけではない。

作中で登場した異名は「お年玉」「ムタ」の2つが登場した。

このうち「ムタ」の名は姉妹作「猫の恩返し」にて「ルナルド・ムーン」を本名としたうえでの普段の通称名として継承されているかたちで登場している。

 

江川卓や岸辺シローも参加していたって本当だった

ザ・タイガースのメンバーとして一世風靡し、俳優としてもドラマ「電車男」で主人公の父親役を演じていた岸辺シローが、月島雫の担任役として出演しています。

 

担任の先生 声優:岸辺シロー

耳をすませばアニメの声優一覧

2003年に脳出血で倒れてしまい、2009年には身体を動かすことが難しくなったと報道されました。

現在は芸能活動から退き、入退院を繰り返しているようです。

 

野球中継の解説者 声優:江川卓

本作品の中で、テレビを通して野球を見ているシーンがあります。

そのテレビの中で、野球の実況をしているのが江川卓です。

耳をすませばアニメの声優一覧

江川卓は巨人で活躍していた野球選手ですが、今では野球の評論家として、スポーツ番組など多岐にわたり活躍しています。

 

野球中継のアナウンサー 声優:小川光明

日本テレビのアナウンサーとして活躍し、特に野球や駅伝などのスポーツ実況に定評があった小川光明が、作品内の野球中継のアナウンサーとして出演していました。

2000年に定年退職を迎え、その後はフリーアナウンサーとなりました。

 

耳をすませばアニメの声優一覧・登場人物を紹介|江川卓や岸辺シローも参加のまとめ

耳をすませばアニメの声優一覧・登場人物を紹介|江川卓や岸辺シローも参加していたのかを紹介していきました!

豪華な声優さんや登場人物が勢揃いで、びっくりですよね。

やっぱり注目は高橋一生さんでしょうか?

あどけなさが残る中学生の頃から、これ程に人気が出るなんて凄い努力をされたのでしょうね。

管理者は意外なところで、野球中継の解説者が江川卓さんに驚きました!

それに岸辺シローさんも参加されていたりと、皆さん有名な方ばかりで記事を書くのが楽しかったです。

それでは、最後までご覧いただき有難うございました。